Golden Gooseのスニーカーの「ユーズド感」の秘密

01.07.2024

woman-in-white-outifit-holding-high-top-white-leather-sneaker-with-black-graffiti-and-distressed-black-print
woman-in-white-outifit-holding-high-top-white-leather-sneaker-with-black-graffiti-and-distressed-black-print

スニーカーに個性を添え、オーセンティックな魅力を生み出すユーズド加工 

Golden Gooseのスニーカーは、手作業でのユーズド加工により、一点一点がユニークに仕上がっています。このようなデザインへのこだわりは、Goldenがブランドとして掲げる哲学に従い、「非完璧」であるがゆえの個性と美しさを、作品の製造工程、そしてこれを身に着ける人の体験においても大切にしたいという思いに基づきます。 


つまりGolden Gooseのシューズは、一つひとつがユニークな物語を秘め、個々の履き主との間に真のつながりを築く、世界にひとつだけの「一点もの」。一歩一歩の歩みとともに新たな思い出が紡がれ、その人の人生の経験を通じて、シューズにも個性が刻まれていくのです。 

「完璧な不完全さ」の哲学 

Golden Gooseではデザインの選択・創造において、人生における経験の本質ともいえる「不完全さ」と「自分らしさ」を大切な基盤としています。 


ブランドとして、お客様の個性と創造的な表現を尊重しながら、「旅」というコンセプトを形にした、ストーリー性豊かなアイテムづくりを目指しています。 

シグネチャーのユーズド加工 

履き古したスニーカーならではの美しさをデザイン要素として取り入れるというアイディアは、2007年に発売された初代モデルのSuper-Starから採用されてきました。 


創業者のフランチェスカ・リナルドとアレッサンドロ・ガッロがロサンゼルスを訪れた際、カリフォルニアのスケート文化の中心地ともいえるロサンゼルスの海沿いのボウルでスケーターたちが履いていたシューズに大きなインスピレーションを受けたのです。 


「スケーターたちが履き込んだスニーカーのキズや擦れは、彼らの情熱の証であると同時に、彼ら一人ひとりが歩んできた人生のストーリーを物語っている」と、その美しさに感銘を受けたフランチェスカとアレッサンドロは、さっそく最初のモデルにおいて、履き古したスニーカーを再現しようと決めました。スケートボードをする中で靴に自然につくキズや汚れを意図的にあしらったこのデザインが、今や「ユーズド感」というGoldenのシグネチャー要素として愛されています。 

手作業によるユーズド加工の秘密 

Golden Gooseのスニーカーは、1つのモデルを作るのに4時間以上にも及ぶ工程を要し、一点ごとにユニークな仕上がりを実現する最後のユーズド加工によって、その個性が極まります。 


ユーズド加工の実験段階が始まった頃には、シューズを直射日光の当たる場所に吊るしておくことで、ソール(または靴の周囲に配された「フォクシング」)を黄色く変色させていたとのこと。世界各地の店舗で天井からスニーカーが吊るされているのは、実はこのプロセスを表したもので、ヴェネツィア近郊のマルゲーラの町に建てられた倉庫から始まった創業当初のルーツを忘れないように、という思いが込められています。 


私たちはGolden Gooseの哲学をスニーカーとして形にすることで、Goldenの物語の展開に欠かせない存在である“Golden Lover”の皆さんの間に、ひとつのコミュニティ意識を築きたいと考えています。このコミュニティは、お客様一人ひとりの経験によって、より豊かなものへと育まれるもの。Golden Gooseのアイテムを身に着けることは、私たちが掲げる「Your story, our story」のモットーを体現することなのです。